全国視聴覚教育連盟

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視聴覚教育時報 平成20年12月号(通巻644号)index

◆私のことば 視聴覚メディア今昔/多田 芳樹(千葉県総合教育センター所長)

◆第12回視聴覚教育総合全国大会 全国視聴覚教育連盟シンポジウム

◆全国視聴覚教育連盟第1分科会

◆全国視聴覚教育連盟第2分科会

◆全国視聴覚教育連盟第3分科会

◆平成19年度「教育メディア利用推進に関する調査研究事業」報告書5 小学生視聴覚教室 『CGアートに挑戦』 (郡山市視聴覚センター )

◆えすけーぷ

◆私のことば 視聴覚メディア今昔/多田 芳樹(千葉県総合教育センター所長)

 小学生の頃は、担任の先生がたまに見せてくれるスライドや、講堂で上映される映画がとても楽しみだった。内容は覚えていないが、大きく映し出された白黒の画面を、食い入るように見つめていたことを思い出す。

 その後、小学校教員になってからは、授業における16ミリ映画教材の積極的な利用や、OHPの効果的な利用を心がけた。特に、学校にビデオカメラが導入されると、その担当を任され、最終的には、全教室のテレビで一斉受信ができる校内ビデオ放送システムを作り上げることができた。雨天時の全校朝会等で大変役立ったことを思い出す。

 時はさらに流れ、現在は総合教育センターに勤務。ここでは、年間を通して教職員を対象とした様々な研修講座を開催しているが、しばらくして、どの講座にも共通していることがあることに気がついた。それは、視聴覚メディアが講義で効果的に使用されているということである。特に、コンピュータとプロジェクターの組み合わせは、「必須」かと思われるほど、どの講座でも利用されている。それはなぜか。

 学習指導要領の総則に「視聴覚教材や教育機器などの教材・教具の適切な活用を図ること。」と示されていることからも分かるように、これら視聴覚メディアの適切な使用は、学習の動機付けや理解の促進等に役立ち、指導の効果を一層高めることができるからである。そんなうまいものを使わない手はないのだが、目覚ましい技術革新の結果、次々と世の中に送り出されてくる新しい機器やソフトに対して、十分な対応ができていないという現状がある。それらの諸事情を勘案しながら、当センターでは、教職員のメディアリテラシー等の向上を図るべく、メディア教育関係の研修講座を数多く開講している。願わくば、一人でも多くの教職員に、視聴覚メディアの持つよさを味わってもらいたいと考えている。

最近、時代やメディアが変わっても、変わらないものがあることに気がついた。それは、画面を見つめる目の輝きであった。

 少年時代の目は、今も健在である。

◆第12回視聴覚教育総合全国大会 全国視聴覚教育連盟シンポジウム

 テーマ : IT社会における視聴覚メディアサービスを考える
 報告 : 中台正弘(春日部市視聴覚センター主査・指導主事)

 助言者 : 松田 實(全国視聴覚教育連盟専門委員長) 
 司会進行 : 中台正弘(春日部市視聴覚センター主査・指導主事) 
 コメンテーター : 田中耕治(青森県総合社会教育センター学習情報課指導主事) 
 コメンテーター : 丸山裕輔(新潟県立生涯学習推進センター社会教育主事) 
 ネットワーク会場 : 鈴木雅紀他(福井市映像文化センター) 

■問題提起(松田専門委員長)

 生涯学習のニーズの多様化と情報通信ネットワークの発展をふまえ、地域社会における視聴覚メディアサービスの在り方について、先進地域の事例に学びつつ考えていきたい。

■論点1

 視聴覚センター・ライブラリーにおける教材提供事業の現状と課題


田中 : 生涯学習へのニーズの多様化を受けたさまざまなコンテンツを制作、ネット配信を実施。将来的にはコンテンツのアーカイブ化を図りたい。

丸山 : 映像の持つ力、映像のすばらしさを積極的な情報公開、情報提供によって伝えている。また、ネット活用を通じた人的な交流の広がりを大切にしたい。

大橋(福井市映像文化センター) : 郷土映像は、学校教育・社会教育の指導者への提供が主眼。16ミリフィルムのデジタル化やハイビジョン映像による作品製作に取り組む。またインターネットは「生涯学習の入口」として位置づけている。

和田(福井市教育メディア連絡協議会) : 地域住民による視聴覚教育団体の活動が充実。地区単位の上映会等を実施する他、自主防災活動にもアーカイブ映像を活用している。

■論点2

 ネットワークを活用した教材提供の在り方


丸山 : ネット配信には著作権その他の課題も多い。視聴覚ライブラリー特有の技術やノウハウの伝承、さらに横の連携が重要。映像制作を通じた人のつながり深まりと地域の活性化を大切にしたい。

田中 : 地域に埋もれた古い映像の発掘なども重視しながら、DVDとネット配信による教材提供をさらに充実させたい。学校との協力体制の強化、市民との積極的な連携を進めるとともに、ネットワークストレージなども積極的に活用していく。

日下(福井市教育メディア連絡協議会) : 地域住民の手による、地域と密着した映像制作(公民館活動や学校教育など)を今後とも進めていきたい。映像の一部は公民館のホームページにて公開も行っている。

■質疑、討論等

 フィルムのデジタル化に伴う著作権の問題、利用者のニーズの把握、過去の地域映像の発掘・収集、市民との連携・協働の在り方、ネットワークの活用(コンテンツ本体の配信、目録などメタデータの提供)等について、東京会場と福井会場をテレビ会議システムで直接結んだ質疑、討論等が行われた。議論を通じて、「地域づくり・人づくりの核としてのメディアサービスの可能性」が示唆された。

■総括(松田専門委員長)

 メディアサービスの理想は「使いたいときに使いたいものが提供されていること」である。地域・市民と連携・協働し、地域の特色を生かすことが、生涯学習の理念とも合致する。ネットワークの活用方法も千差万別であってよい。



◆全国視聴覚教育連盟第1分科会

 テーマ : 著作権と映像メディアサービス
 報告 : 中村祥一(千葉県総合教育センターカリキュラム開発部メディア教育班)

 助言者 : 坂井知志(常磐大学教授) 
 司会進行 : 中村祥一(千葉県総合教育センターカリキュラム開発部メディア教育班) 
 コメンテーター : 栗山 健((社)映像文化製作者連盟・(株)学習研究社) 
 コメンテーター : 村上長彦(東京都足立区青少年センター青少年教育担当係長) 
 コメンテーター : 梶元達也(岡山県生涯学習センター情報課課長) 

 3人のコメンテーターと助言者を迎えてのパネル討議を実施した。

 コメンテーターの発表は、まず、映像文化制作者連盟の栗山氏から、「イノベーションは全てのビジネスのルールを変えてしまう可能性がある。」という意見が発表された。次々と出現する多種多様な媒体や、放送方式・通信方式のデジタル化・高速化などにより、映像メディアサービスの姿も大きく変わってきており、そのような中、供給者と受容者のニーズが一致し共に満足する「共鳴の場」を作ることが大切ではないかという意見や、現在気になっていることとして、映像コンテンツの製作時の考慮・配慮の程度、映像コンテンツを利用する際のモラルなどがあるとの具体的な発表があった。

 2人目の東京都足立区青少年センターの村上氏からは、自身の長年にわたる社会教育の経験を踏まえた映像メディアサービスの現状と課題について発表があった。具体的には、社会教育の中で著作権をどのように考えていくのか、ルールづくりが必要ではないか。また、文化の継承としての16ミリフィルムを始めとするアナログメディアの保存と複製について、権利者側と話し合いをしていく必要があるのではないかとの意見発表があった。

 3人目の岡山県生涯学習センターの梶元氏からは、厳しい財政状況の中での地域の視聴覚ライブラリーの運営実態の報告に続き、合併や解散に伴う教材の著作権関係の課題について問題提起があった。その後、今後のライブラリーの在り方として、著作権を課題としながら保有教材の有効利用を図っていくことが大切であるとの意見発表があった。

 コメンテーターの発表の後、会場の参加者を交えての討議に移った。

 視聴覚ライブラリー関係者からは、厳しい財政状況の中でのライブラリー運営の難しさが述べられるとともに、古い映像教材の保存についての実践事例や、それに関する著作権についての要望や意見が述べられた。映像製作関係者からも、映像製作にかける思いや著作権に関する考えについての意見発表があった。

 最後に、助言者である常磐大学の坂井教授から、「映像を使って、よい授業や社会教育をどう行っていくか。それを著作権を交えながらどう進めていくか。」が我々の課題である。例えば、現状の著作権法では、文化の継承ができない。『私たちは、未来に何が残せるのか。』百年後のために、私たちの今の日常を記録し残していくには、著作権のどこをどう変えていけばいいのか明らかにし、関係者に提案していく必要がある。そのためには、著作権部会を設置するなどし、この問題について組織的、継続的に取り組むとともに、権利者団体と利用者側の話し合いの場を持ち、著作権に関するガイドラインを作成することが必要ではないか、との指導講評をいただいた。

 短い時間ではあったが、著作権について、権利者と利用者が本音で語り合うことができ、互いの思いを知るよい機会となった。

   

◆全国視聴覚教育連盟第2分科会

 テーマ : 映画活用とその可能性
 報告 : 白井浩(せんだいメディアテーク主査兼社会教育主事)

 助言者 : 照井 始(元千葉県視聴覚教育連絡協議会会長) 
 司会進行 : 白井 浩(せんだいメディアテーク主査兼社会教育主事) 
 発表者 : 原口修他(東京映像メディア研究会) 
 発表者 : 松澤澄江(16ミリ試写室(横須賀市))

 発表1では、「今、できること〜貴重な映像資料の有効な活用を」というテーマで、東京映像メディア研究会の4つの事例についての発表がなされた。東京映像メディア研究会は東京都視聴覚教育連盟を前身とした都内各地で活躍する研究会である。

 アカデミー文京視聴覚ライブラリーの原口氏、日比谷図書館の桑名氏、府中市視聴覚研究会の設楽氏、荒川AVMの仁平氏の4名の方々から、それぞれの地域での活動の実際と課題について発表していただいた。

 4人の方々からは、各ライブラリー所蔵の後世に残すべき価値のある16ミリフィルムの優秀作品を倉庫に眠らせることなく、地域に密着して活動していくことの大切さが報告された。また、NPO「映画保存協会」と地域の学習団体が連携して行う活動についても、新しい動きとして紹介があった。

 発表2では、「どこでも素敵な映画館活動」というテーマで、横須賀市の映画上映ボランティアグループ「16ミリ試写室」の松澤氏に発表していただいた。「16ミリ試写室」は、感動する心豊かな子どもたちをはぐくみ、潤いのある住みよい地域づくりを目指して、16ミリ映画の上映活動を続ける団体である。

 どこでも素敵な映画館を目指して、無料上映会として年間150回ほどの自主映画会、定期訪問映画会、依頼映画会、委託映画会の活動について報告がなされた。さらに、会員が1年かけて手作りで準備する、一般の映画館では上映されないメッセージ性が高い優れた映像を提供する有料上映会の活動についても、具体的に紹介していただいた。有料映画上映会や会員が地域に広報する活動を通して、会の活動が知られるようになり、他の団体とのつながりが生まれてきたことも紹介された。

 発表に引き続き行われた協議では、2つの発表の共通の課題である@会員の減少と高齢化A16ミリフィルム・機材の老朽化という問題を超えて、16ミリフィルムを活用した今後の活動について多くの質問と意見が出された。話し合いの中で、

・地域住民のニーズに応えて、地域と密着した活動をしていくこと。

・他団体との交流、情報交換、ネットワークづくりを通して、相互に連携していくこと。

 を大切にしながら、16ミリ映画の持つ映像の素晴らしさ、魅力を広げていくことの大切さが話し合われた。

 最後に、助言者の元千葉県視聴覚教育連絡協議会会長の照井始氏から、映画を見るだけでなく、子どもたちと映画を制作していくNPO日本映画映像文化振興センターの取り組みや浦安市の視聴覚ライブラリーの広報活動の取り組みについての紹介があった。生涯学習社会において、ネットワーク、デジタルの時代だからこそ、アナログメディアとしての16ミリ映画の活用とその可能性を再発見していくことの大切さについて、指導助言いただいた。

※東京映像メディア研究会の発表の中で貴重なフィルムとして、「東京1967」「蟹工船」「パワーオブテン」の3作品の1部が上映された。

   

◆全国視聴覚教育連盟第3分科会

 テーマ : 特色あるライブラリーづくりに学ぶ
 報告 : 出頭信二(茨城県鹿嶋市立中野東小学校教頭)

 助言者 : 吉田広毅(常葉学園大学准教授) 
 司会者 : 出頭信二(茨城県鹿嶋市立中野東小学校教頭) 
 コメンテーター : 原田成夫(山形県北村山視聴覚教育センター所長補佐) 
 コメンテーター : 丹治良行(栃木県総合教育センター生涯学習部社会教育主事)

 はじめにコメンテーター丹治良行氏より、

@学校、他施設、地域住民との連携
 岡山県井原市立視聴覚ライブラリー・栃木県宇都宮市立視聴覚ライブラリー・茨城県日立市視聴覚センター・福島県郡山市視聴覚センターの取り組みと実践から

A地域映像教材(映像・写真)の開発促進と提供及び後世に継承する教材のデジタル化
 富山県映像センター・神奈川県川崎市視聴覚センター・栃木県宇都宮市立視聴覚ライブラリーの取り組みと実践から

B視聴覚センターから積極的に実施する出前映像サービス
 千葉県船橋市視聴覚センター・栃木県宇都宮市立視聴覚ライブラリーの取り組みと実践から

C映像ボランティア等による視聴覚センター事業支援と地域住民への学習機会の提供
 新潟県メディアバンクみるワーク・大分県ITボランティア「iの手」・栃木県宇都宮市立視聴覚ライブラリーの取り組みと実践から

 について、具体的な取り組みの様子で特色あるライブラリーの紹介を含め報告をいただいた。

 続いてコメンテーターの原田成夫氏より、

@地域住民のニーズにあった機材・教材の貸し出しや研修事業の展開について
A地域教材や学習素材等の自作による学習情報の発信について
B他機関や団体との連携や支援ボランティアの発掘と育成について

 それぞれの具体的な取り組み例をあげての報告をいただいた。その中で、学校教育と生涯学習の実践での違いや取り組み方についての違いについてもコメントをいただいた。

 コメンテーター二人の報告を受け、参加者からもライブラリーとしての実践や取り組みについて意見を発表していただいた。

 茨城県日立市視聴覚センター渡辺景一氏より、世代を超え地域を巻き込んでの野外映画会の取り組みについて、具体的な実践について意見を出していただいた。続いて、茨城県つくばみらい市生涯学習課鈴木等氏より、中学生も参加しての地域映像作成について、自作視聴覚教材発表会への参加などを含め意見をいただいた。

 助言者吉田広毅氏より、前半のまとめとして

@地域映像の提供と教育利用について
Aメディア講座・研修について
B地域映像制作開発について

 総括的な助言をいただいた。その中で、地域映像はライブラリーが ”残すことだけ“ でもやっておくべきことと助言された。

 後半は、地域映像のデジタル化と放送デジタル化により、視聴覚ライブラリーや視聴覚センターの担う役割が大きくなってくるという意見を助言者吉田広毅氏よりいただき、会場参加者の青森県総合社会教育センター田中耕治氏より、地域映像として自然を対象とした映像を記録しているとの意見をいただいた。コメンテーターの二人からもこの内容について、コメントをいただいた。最後に、教材のデジタル化に伴い、教材のラベリング・レイティングの重要性と情報の周知の大切さが助言者吉田広毅氏より助言された。

   

◆平成19年度「教育メディア利用推進に関する調査研究事業」報告書5 小学生視聴覚教室 『CGアートに挑戦』 (郡山市視聴覚センター )

◆事例調査研究委員のコメント
 パソコンを利用した絵画表現を子ども達に知ってもらおうと小学生向け視聴覚事業の一環として、CG教室を開講した。同市立施設「ふれあい科学館」が実施しているCGコンテストと連携して作品を出品できるようにしたことで、募集定員を上回る盛況な事業にすることができた。
 公立施設がお互いに協力、関係し合いながら事業を計画・実施していくことは、限られた予算や職員の中で、で、より効果的な事業を展開していく手段として注目できる。
(全視連専門委員・佐野治之)

 表題 小学生視聴覚教室 『CGアートに挑戦』
郡山市視聴覚センター
 平成19年度の総予算額 13、666、000円
 うち本実践に関わる予算額 162、000円



0. 実践の概要

 小学生向けに視聴覚事業の一環として、パソコンを使用しCG教室を立ち上げた。


1. 実践の背景

 平成18年度までは小学生向けに視聴覚英語教室を実施してきたが、学校で英語指導助手を講師として同様の授業が行われていたため、何かないか模索していた。そこで市内の科学館でCGコンテストを実施していることをヒントに新たに視聴覚センターらしい事業としてパソコンを使ったCG教室を計画・実施するに至った。


2. 実践のねらい

@パソコンを使用した絵画表現を子供たちに知ってもらうこと。
A広報を通して施設の周知と他事業を含めた利用者の確保(増加)を図る。


3. 実践内容

 前期(夏期)は、CGコンテストに応募作品を仕上げた。3年生〜6年生を対象に2日間2コースで40名受講。
 後期(冬期)は、CGによる年賀状・カレンダーを作成した。3年生〜6年生を対象に2日間2コースで40名受講。
 お絵かきソフト「スマイルペイント」の基本を習得し、各自のイメージで作品を仕上げる。


4. 特長・工夫・努力した点

 CGコンテストを事業としている施設『ふれあい科学館』と連携し、CG教室の計画立案・実務等を進めた。視聴覚センターロビーに前年の入賞作品の展示を引き受け、CGの広報に大いに役立った。また、CG教室の講師と事前に打合せを念入りに実施した。

5. 実践結果

 前期については、受講生の中からCGコンテストの入賞者が出た。後期は、募集定員を上回り、抽選で受講者を決定するなど好評であった。


6. 考察および今後の課題

 経費をあまりかけずに実施した事業ではあるが、成果があったと思われる。もっと定員を増やしてほしいという利用者からの声があった。


7. ホームページアドレス

  http://www.city.koriyama.fukusima.jp/

◆えすけーぷ

●各加盟団体事務局のみなさんには、様々な調査やアンケートでご迷惑をおかけしています。
 視聴覚教育関係施設の皆様の立場や状況、抱えている課題解決あるいは今後の方向等について情報発信するためには、理論だけでなく裏付けとなる事例やデータが不可欠なのです。

●ある視聴覚教育関係者がチラリと話したこと。
「映画やビデオ映像の貸出数が減っているというが、もう少し広い視野に立ってみる必要があるような気がする。映画を見たくても見れない方々や施設がある事に気が付いていないのではないか」

●著作権問題(貸出方法・教材管理)についての話し合いが、第2段階に入ろうとしています。それぞれの立場を尊重しつつ、それぞれの業績がアップすることを願っています。

 よいお年を!(M)

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